オイシイ話に気をつけて!悪質投資顧問の詐欺被害

悪質な詐欺
オイシイ投資の話があるとして、悪質な投資話を持ってくる悪質な投資顧問の詐欺被害がいつの時代も後を絶ちません。
投資顧問というのは、金融商品取引法において投資の助言をすることを仕事とするものですが、この金融商品取引法においては断定的判断の提供をしたりすることは出来なくなっています。

悪質な詐欺をするような投資顧問は誇大広告や断定的判断の提供をしてくることが多く、必ず儲かるというようなことをいって、投資話を持ち掛けあなたからお金を奪い去るということをしてきます。
投資においては必ず儲かるような話はなく、断定的な判断の提供は出来ないというのが、金融商品取引法において定められていますから、投資顧問で出来ることはあくまで助言ということに留まります。

つまり、悪質な詐欺をするようなところは、この金融商品取引法に違反しているわけです。
投資においてリターンを得るためにリスクを払うことは当然ではありますが、このリターンが確約されているということはあり得ません。
このリターンのみを誇大広告によって強調し、リスクがあたかもないかのごとくに見せるのが、多くの詐欺において見られる特徴です。

そして、この投資話に条件を付けるのも悪質な詐欺の典型的な特徴です。
あなただけにこの投資話をしています。
とか、今日中にお金を振り込まないと間に合わないなど正常に判断をする機会をあたえないようにするのが、こうした悪質な詐欺の特徴でもあります。

投資顧問という仕事はこの名が示すとおりに、あくまで投資に対する顧問が出来るだけで、投資に対する条件を決めたり、投資の成果を確約するような断定的判断の提供をするようなことはしてはなりません。
これは金融商品取引法において定められていることですから、これが守れない投資顧問は全て悪質な詐欺の類と考えていいでしょう。

人は断定的判断の提供をされるとついついそうかなと思いがちです。
必ず利益がでます、今やらないと損ですなどと言われると、ついついその誇大広告を信じたくなる気持ちが出てくるものですが、それを利用する悪質な投資顧問会社が後を絶たないのです。

悪質投資顧問の勧誘事例の紹介

過去におきた悪質な投資顧問の勧誘事例としては、未公開株の勧誘事例がよくあります。
未公開株ですから、一般的な市場に出回っている株ではなく、個人間で取引されているものとして、必ず儲かるから今のうちに買うと大儲けできるというものです。
この事例では「あなただけにこの話を持ってきた、あなたが買わないと、すぐに他の誰かに買われてしまう。」という強迫もしていることが多い事例です。

これは必ず儲かるという断定的判断の提供をしていることと、今買わないと大損をすることになるという強迫観念を突き付けて、正常な判断が出来なくなるようにしているという事例です。
利益が出ることがさも当然のように誇大広告されていることも特徴でもあります。

また、別の事例では和牛預託商法というようなものもありました。
これは、和牛の飼育や繁殖事業に出資を募った投資話で、今こうした和牛の事業に投資をしておくと、多くの分配金がもらえるということを約束した詐欺でした。
この事例では実際には自転車操業で分配金が支払われるようなことはなく、多くの分配金が得られるという誇大広告をしての詐欺だったというわけです。

その他には、豊田商事事件というものもあります。
これは金といういかにも価値が上がりそうなものを売りつける詐欺でした。
ですが、実際の金が手元に来るわけではなく、証券という金の名目の紙切れが手元に来るだけで、実際には何の価値もないものであったということが分かったものです。
この詐欺はお年寄りなどが多く狙われていて、日常の生活から介護のようなことまでして忍び寄り、金を購入すると去っていくという悪質な詐欺が行われたのが特徴的でした。
このように悪質な事例は枚挙にいとまがありません。