株の取引時間と夜間取引の解説

取引
株の売買では、通常銘柄においては証券取引所を介して行われます。
最も規模が大きなものには東京証券取引所があり、東証1部、東証2部、マザーズ、JASDAQスタンドード/グロース、TOKYO PRO Marketに上場されている企業の株を売買することができます。
東京証券取引所は2016年12月時点として、1部においては1989社、2部では535社が上場をするなど最も規模が大きく、他にも規模的には小さいものの、名古屋、札幌、福岡に証券取引所が設けられています。
証券取引所では売買できる時間が定められており、午前の部となる前場は9:00~11:30、午後の部となる後場は12:30~15:30(東京のみ15:00)の時間内で株の売買が行われます。

実際の注文では指値、成行などの注文方法や注文の有効期限の指定を行い、取引証券会社の窓口か、インターネット、電話で依頼をすることになります。
しかし、リアルタイムで行うにはどうしても時間的な制約がでてきてしまい会社勤めの人などは売買注文がしにくいことになります。
株の売買注文は証券取引所の立会いが終わってからでも出すことができ、この場合、インターネットを活用することになります。
ネットで売買注文ができる証券会社であれば時間外でも注文をすることができ、この場合には翌日の注文として扱われます。

立会外での株の売買は24時間中受け付けているわけではなく、前場終了時や後場終了時、システムメンテナンス時には受付は停止されます。
実際においてはネット証券を1例とすれば、注文受付は5:00から翌日の3:00までになっており、中断時間として前場終了から11:35と後場終了から15:45頃までが充てられています。
時間外取引では指値注文をすることができるために、自分が希望した価格で売買をすることも可能となります。
ただしこの場合には希望価格にならないと売買が成立しないことになり、株においては成り行き注文が優先されることを理解しておく必要があります。

初心者はまず時間外のネット注文をするべき理由

株の売買注文は、一般的な方法としては市場が開いている立会内で行われます。
しかし、インターネットを活用することで時間外でも行うことができ、例えば、夜間に落ち着いた環境で投資をしたい人には最適な方法となります。

多くの人は仕事があるために注文が時間外になってしまうことも多く、場合によっては夜間しかできないという人もいます。
しかし、ネットによる売買ではほぼ24時間にわたって注文をすることができ、自分にあった時間帯で投資をすることが可能になります。

初心者が立会外、特に夜間などでネット注文が向いている理由としては大きく2つを上げることができます。
通常、株の売買ではどの位の価格にどの売買注文が入っているのか情報版の確認が行われますが、初心者の場合にはここでの情報を見ても判断が難しいことも多く、よく内容が分からず迷ってしまうことがあります。
時間外の場合には終値だけをみて冷静に投資判断をすることができ、何よりも余裕を持って銘柄の選択をすることができます。

2つめとしては好きな時間に投資が行える点があります。
24時間取引ができるために時間に束縛されることなく株に向き合うことができ、夜間などでは集中して株に向き合うことができます。

株取引ではPTSと呼ばれる取引所を通さずに売買をする方法もあります。
PTSは私設取引システムのことを指し、ここでは証券取引所が影響をしていない時間帯でも売買をすることができます。

PTSのメリットには24時間利用できるために夜間でも売買注文を出せることがありますが、大きな特徴としてリアルタイムで動く株価を見ながら取引ができる点があります。
この特徴はPTSならでなの内容となっており、リアルタイムにおける取引と同様な環境で投資を行うことができます。

PTSは手数料が安いことも魅力の1つになりますが、最も有利な点としては翌朝を待たずに売却できることがあります。
これは翌朝の暴落が予想される場合などでは迅速に対応できることを意味しており、24時間に渡ってリスク管理をすることも可能となります。